人づくり革命じゃ人は増えない
2019年10月から、勤続10年以上の介護福祉士に対してなんと8万円の処遇改善が提供される事が決定した。
ただでさえ給与が低い介護職にとってこれは神のような施策じゃないか、これで介護士も増えるね!!
とはいかない。
勤続とは
はい無理!!!
つまりどういう事かと言うと、同じ事業所で10年以上働いてる介護福祉士にのみ支給されるって事です。
いねーよそんなやつ!!!
そうなんですかなり貴重何ですこの人材。
例えば事業所の理事長や施設長なら別ですが、一般介護職員で同じ事業所で10年も続けていた人なんて私も仕事で介護士さんを相手にする事が多いですがほとんどいません!!感覚的には2,3ヶ月に1人会うかどうかレベル。
砂漠で探し物するレベルです。
大体1年から長くて4年も勤続してたら「あー長いですね」って言うレベルです。
まああくまで人に対して与えられるものではなくその事業所に与えられる処遇改善的立ち位置なので、もらえる事業所自体は少なくないんじゃないかと思いますが、そうなると今度勤続10年以上の介護福祉士がいる事業所とそうじゃない事業所で賃金格差が起きそうですね。
何なんだこの施策…考えれば考える程穴だらけじゃねぇか。
とはいえ、介護士の処遇に対して国が目を向けている事自体は良いと思うんですけどね。本当に給与低いので。
ただ施設側にも良い施設もあれば悪い施設もあるのが事実で、平気で労基違反をしている事業所もあるので、しっかりそれを国が調査して、健全な運営ができるようにしていくのが一番この先も良くなる方法だと思うんですけどね。
福祉専門の監査会社とか作れば儲かるんじゃないか?すげぇバッシング受けそうだけど。